HWSハートフォードのダミーカートリッジモデルガンのモーゼルHSc。ドイツの貴婦人とも呼ばれる優雅なデザインを精緻に再現。シリアル185500番以降の3行ライン入り刻印スライドを持つ戦前中期モデルを再現。技術立国ドイツならではの独自メカニズムを完全再現し、トリガーバーと独立したディスコネクター、マニュアル・セフティによるファイアリングピンのブロック、リアル形状のエキストラクターなども忠実再現。木製グリップを標準装備。
実銃のモーゼルHScは1938年には量産準備ができ、1940年から生産開始。 HSは、Hahn Selbstspanner(self-cocking hammer)の略で、cは3番目のデザインである事を表している。 当初、HScは、文民警察市場を対象としていたが、第二次大戦勃発後は殆どがドイツの陸軍、空軍に納品されることになった。 ドイツ政府下の1940年〜45年に約252,000丁が生産され、 他に、1945年〜46年フランス占領下で生産され（ここまで全て.32ACP仕様のみ）、1968年〜77年には9mmショート（.380ACP仕様）も戦後の新生モーゼル社で生産された。 1977年モーゼル社は生産を中止しイタリアの会社にライセンス販売となっている。
【仕様】ヘビーウェイト・ダミーカートリッジ式モデルガン。 全長：約160mm、重量：約410g（カートリッジ装填時）、装弾数：8発（ダミーカートリッジ）。 フレーム、バレル、スライド：HW樹脂（2210B）。ハンマー、トリガー、マニュアル・セフティ、マガジンキャッチ、シア、トリガーバー：亜鉛ダイキャスト。.32ACPダミーカートリッジ8発付属。グリップ：ウォルナット木製グリップ。発色の良いHW樹脂2210Bを使用していることでブルーイング、ケースハードンが楽しめるナチュラル仕様。 写真は開発中のもので実際の商品と異なる可能性があります。